小説「カバーデザイン」-7


元町維新

カバー
-横濱開化秘聞-

カバー写真:
大澤紀人コレクション

より転載

書店注文用チラシ

帯文

Chief Editor by Yuichi Kaneda

Cooperative Editor by Yumiko Orikasa

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(GLして下さい)
   横濱天主堂跡

『元町維新』本文P118より

ジェラールは、人込の中、天主堂の十字架を感慨深げに見上げていた一人の人物に遭遇した。ジェラールからみてもその風体は奇異で目立っていた。居留地の住人かと思われたが、目鼻立ちは異国人ではない。その人物は、小柄な背丈で元米国公使館のハリスの通詞を離れ、横浜に来て商館を構えた不思議な人物と噂される男だった。

 洋服を着て身形は異国人のごとくで、素足に靴下を履き革靴を引きづって歩き、頭にちょこんと山高帽子を載せ、腰に小さな拳銃を下げていた。米国籍で基督教徒の洗礼名浄世夫・彦、通称亜米利加彦藏略してアメ彦である。

元町厳島神社

元町自治運営会・会長杉島和三郎氏
本文巻末「元町再考、行く手遥かに」P304より

 特に平成22年は、元町厳島神社の二年に一度の御輿が八月に元町全域を巡行した年であった。厳島神社のルーツは、横浜村に古くからあった眺望十五景の一つ州干弁天様である。

 侠客の主人公佐吉が、この弁天様の原風景に見惚れて徳右衛門宅に草鞋を脱ぐ下りが前段にある。

Cover Design by Satoshi Inoue

Map Illustration by Mari Sugiyama

売上ランク

11月10日刊行 ご支援のお陰です紀伊国屋調べ 11/14→21→28日三週間連続で第8〜9位を堅持しました。横浜有隣堂でも売行き好調。

読売新聞の神奈川県版('10,11/25)に掲載。

図書新聞(12/18付け第2994号)に広告が掲

高砂屋PAPA店(.048-772-1773)に新たに
 設けられた
『元町維新』のための特設コーナ

同左店で売上ランク第2位 (Clして下さい)

読売新聞の群馬県版('10,12/17)Yomiuri-Onlineに掲載

図書新聞の新年特大号('11.1/1)に書評(By植田隆)掲載 CL下さい

踏基の
踏基の
も と  ま ち  い  し  ん

よこはまかいかひぶん