ハチロウ邸の“櫨の木”

文京区弥生町の旧サトウハチロウ記念館にて
    (大型パネル中央ハチロウ 菊田一夫が写っています)

佐藤四郎館長の奥様と
  (愛称 チャウチャウさん)

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「小さい秋みつけた」 入日色の櫨の葉
現在文京区礫川公園に移植されています

旧サトウハチロウ記念館内部

 詩人ハチロウの生涯作品は3〜4千ともいわれ、都都逸・流行歌・軍歌・童謡・抒情歌等多岐に渡っています。昭和12年次男四郎誕生で東大病院に近い、文京区弥生町に移り住んで昭和48年70歳で亡くなるまで此処で37年間暮らしたそうです。庭の櫨の木が(右上 写真)、赤く染まり秋の抒情をを詠った「小さい秋みつけた」(作曲:中田喜直)は広く人々の心を捉えました。
     
 四郎氏(何故かハチロウの半分名?)の奥様とは共にダンスをした仲でしたが、奥様の郷里北上市移転前にひょんなことで知れるまで、殆どの仲間はその素性を知りませんでした。チャウチャウ犬を車に乗せていたことから、奥様を愛称 “チャウチャウ” と今でも呼ばせてもらっています。一連の写真は、平成7年に何度か弥生町にお邪魔しましたが、その年11月訪問時のものです。ちなみに弥生町時代の初代館長はハチロウの奥様房枝さんで、北上市展勝地公園移転後の2代目館長が四郎氏です。

 H15年1月 服喪中を知らずに戴いた年賀状を切欠にし、“チャウチャウ”と電話のやりとりがあって、始めは他愛のない雑談でした。ある日、ハチロウ縁の貴重な遺品として櫨の木を撮影した大切なネガが、某所に貸したまま戻って来ないとかで上の写真を懇願されました。それにしても撮影本人が忘れていたのに、この写真の所在を良く覚えていたものと感心しながら急遽探して送付してあげました。小さい時からこの櫨の木を眺めて育った写真家 佐藤四郎氏がネガに焼き直すそうです。

cf. サトウハチロウ記念館

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  ハチロウ生誕100年記念イベント企画 ハチロウファン・演劇ファン・北上ファンに朗報です。
  1.  音楽劇 『叱られ坊主』 東京公演終わりました ★新宿シアターサンモール H15,4/2(水)〜4/6(日)

[公演を観た感想] 
「もずが枯木で」「リンゴの唄」「長崎の鐘」「可愛いカクレンボ」「麗人の唄」「うれしい雛祭」とハチロウの詩で音楽劇が開演、「小さい秋みつけた」で終演でした。何よりもハチロウの素顔、夫々の役者が語る心象風景とも言うべき独白は聴衆の胸を打ち、特にクライマックスのハル役の透明な「アニーローリー」に惹かれました。ハチロウの母恋ともいうべき、小さな母の詩は切なく抒情感に溢れて童心そのものですが、現実の行動の身勝手さは桁外れで矛盾だらけ・・・「血脈」の読者には、この矛盾が丸ごと理解できるのです。ラストの「ちいさな秋みつけた」の詩の深さに、痛棒を喰らったようで岡部耕太(作・演出)の手腕を見た思いでした。終演のライトが灯ったのに、不覚にも暫し席を立てずに家内と二人涙を拭い余韻に浸っていたからです。 依然として外は冷たい雨でしたが心が暖まり、久し振りにハチロウの世界で満たされた思いで帰途に着きました。 
 なによりも、7年ぶりで記念館の佐藤四郎館長 そして奥様やご家族にも会場で御目にかかれたからです。


       
★北上市公演 市民会館 5/19(月)〜23(金) 北上公演終わりました
        ★その他公演 
6/20 横浜公演(泉区民文化センター) 6/27 所沢公演(市民文化センター)

  2.北上市の記念館で年内限定の特別展示開始(岩手日日誌 H15.4.4版より内容転載)
      ハチロウ収蔵絵画、自筆原稿 幅広い交友をうかがえる書簡、弟子の菊田一夫関連の著書 
      親交の川端康成の手紙等 今迄未公開の特別展ならではの秘蔵品が見られます。
                                              特別展はH15.12.19まで
 毎週月曜日休館

タウン誌「街・きたかみ」第199号 '03/2月号 関係者の座談会が掲載されています
      
特集: サトウハチロウ生誕百周年を迎えて  P10〜19  編集室:Tel .0197-67-1131



NHKTV 総合月曜ドラマシリーズ(連続9回)
「ハチロ-母の詩,父の詩」第一回H17,1/24(月)〜九回で放映終了してます