精霊櫻樹の下へ

本の

その3…

私を知っていますか?ウェールズから遣って来た本の精霊です
 
本の精霊はいろんな本をみつけてはそこに宿り移り住みます
 
私は,ウェールズのLove Spoonを人々の心に届けています
  

今日も櫻の絵が美く映える『櫻樹の塚』に栞を挟んでいます
 
Love Spoon作りの名人だったお父様はもうこの世にいないけれど
 
本の精霊私はウェールズの伝説を人々に伝え続けています。


注目いただきたいのは、柄の部分のさまざまなシェイプ。ハートは「不変の愛」、ベルは教会の鐘を鳴らすことから「結婚」、鎖は「おたがいの人生がつながれていること」、車輪は「労働」、枠に入った珠は「欲しい子どもの数」など、

ひとつひとつに意味があるのです。

Love Spoon  

人に見えないLove Spoonの栞を本の中に挟み込むのが私の役目です
 本には
Love Spoonを挟み易く居心地の良い本が沢山あります
 そんな本に出会うと嬉しくなりついそこに栞を挟んだまま長居をしがちです
  

久保田喜正画伯が描いたご主人様です

ご主人様『櫻樹の塚』を松本の丸善で手にご満悦な久保田画伯

ご主人様が、実は2012年9月末英国ウェールズにやってきた折に
本の精霊私と出会ったのが今回の執筆の機縁となりました。

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本の精霊は出版を祝し旧友の久保田画伯が描いてくれたものです。